最近テレビや雑誌で紹介されているエゴマ油と亜麻仁油ですが、効能や成分に違いはあるの?
と疑問を持っていられる方もおられると思うので、
エゴマ油と亜麻仁油(アマニ油)に違いはあるのか、比較しながらまとめていきたいと思います。
Contents
エゴマ油と亜麻仁油(アマニ油)の成分について比較
実はエゴマ油と亜麻仁油の成分を比較してみると注目されている成分としては差ほど違いはありません。
どちらにも主成分としてアルファリノレン酸が豊富に含まれていることから注目されているのです。
違いを上げるとしたら亜麻仁油にはDHAが多く含まれていることです。
DHAは青魚などからでないと摂取することが出来ないため、ついつい不足しがちになってしまいますし、青魚が苦手な方も少なくありませんので、不足気味の方には嬉しい成分ですね。
成分以外の違いで言えば抽出物・香り・味などに違いがあります。
エゴマ油と亜麻仁油(アマニ油)の効能について比較
エゴマ油と亜麻仁油の主成分を比較した時に違いが無かったため、効能としても同じ効果があるのです。
- 血流を良くしてくれる
- アレルギー体質を改善してくれる
- 悪玉コレストロール値を下げてくれる
- 生活習慣病を改善してくれる
- ダイエット効果もある
- 肌・髪などのトラブルも改善してくれる
- 頭の働きをよくする
- 発育をよくする
- 精神を安定させる
エゴマ油とシソ油は同じ油なの?
実はどちらともエゴマから作られた油ですので、成分も効能も全く同じものになるのです。
簡単に言えば名前が違うだけなのです。
今となってはテレビなどでエゴマという言葉を聞くようになりエゴマの存在が知られていましたが、それまではエゴマの存在さえ知らないという方がほとんどだったと思います。
しかし、シソなら誰でも知っているものですよね?
だから分かりやすいようにシソ油として販売され始めたのです。
ですが、名前が違うだけということを知らない人が多いため、テレビなどで紹介されてからは、エゴマ油が注目され始め逆にシソ油として販売されているものが売れ残っているという状態ですので、エゴマ油が売られていない場合はシソ油を探してみてくださいね。
エゴマ油と亜麻仁油はうつ病や認知症予防に有効な油ってホント?
アルファリノレン酸を含むものを食べることでEPA・DHAを摂取することになります。
これらの栄養素が生活習慣病のうつ病や認知症の予防になると言われていて、特に亜麻仁油はDHAを豊富に摂取することが出来ます。
アマニ油とエゴマ油は熱に弱いと聞くがどれほど弱いの?
確かにアマニ油もエゴマ油も熱することで酸化しやすくなってしまいますが、全くもって加熱料理に向いていないというわけではありません。
150度ほどの温度であれば酸化することはないので、温度にさえ気を付けていただければ加熱調理をしていただくことは可能です。
ご飯やスープなどにかけていただいても問題ありません。
もしも酸化するのがどうしても心配だという方はドレッシングなどの加熱調理しなくても良い食べ方をおすすめします。
まとめ
今回エゴマ油と亜麻仁油を比較してみた結果、どちらも差ほど違いなく効果があるということが分かりました。
違いがあまりない中でも私としてのおすすめポイントは、DHAは母乳・胎盤にも使われるため、妊婦さんには少しでも多くDHAを摂取していただきたいので亜麻仁油で調理していただくことをおすすめします。
味や・香りの好みもあると思いますので、どちらが自分に合っているのか食べ比べてみるのも良いですね。
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